事例紹介
ケース紹介
藤沢市の方の過払い金回収ケース紹介
神奈川県藤沢市在住の40代女性のケース。
クレジット会社1社に対して完済をしていたところ、過去のキャッシング部分の利息が高かったため過払いではないかと、藤沢から来所されての相談でした。
依頼を受けて、取引履歴を調査してみると、2種類のクレジットカードでのキャッシング履歴があり、1枚は約9年、もう1枚は約20年の取引がありました。
いずれも年18パーセントを上回る取引だったために過払いになっています。
過払い金の元金は、当方に有利な計算方法で算出したところ、230万円以上となりました。
交渉したものの、金額が大きいため、クレジット会社も減額を求めてきます。結局、交渉は決裂し、裁判を起こしています。
藤沢市にお住まいの方の場合、居住地の管轄裁判所は、金額によって、藤沢簡易裁判所、横浜地方裁判所となります。
この方も、横浜地方裁判所に対して過払い金の請求をする裁判を起こしています。裁判と言っても、事実に争いがあるものではないため、ご本人の出席は不要です。委任状をもらった弁護士が出席しますので、ご本人が仕事を休むなどの負担はありません。
裁判を起こしたことで、業者も減額交渉をあきらめ、過払い金を返金する内容で和解がまとまりました。
過払い金に利息を含めて290万円以上の回収ができています。
依頼を受けてから約8か月後の回収でした。
クレジット会社の場合、消費者金融と比べると、取引履歴の開示が遅いことが多く、過払い金の請求・交渉のスタートまで時間がかかることが多いです。今回も、取引履歴の開示まで2か月半かかっていることから、交渉開始までに時間がかかってしまっている印象です。
複数のカードがあるなどの事情からある程度の時間がかかるのは仕方がないですが、改善して欲しい所ではあります。
ジン法律事務所弁護士法人では、藤沢簡易裁判所の事件も定期的に扱っていますので、藤沢市にお住まいで過払い金の相談をお考えの方は、ぜひ一度ご相談ください。